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稲わらの行方は?


(^o^)

 実りの秋、稲を刈り取って脱穀すると、もみはお米になるわけですが、
稲の茎の部分、つまり稲わらはどうしているか御存知ですか?よく秋にな
ると、外が何となくむせて煙っぽいことがありませんか。あれは、稲わら
を焼いているからです。特にぜんそく持ちの方にとってはつらい季節です
ね。健康上よろしくないということで、最近は稲わらの焼却は禁止されて
おります。違反すると罰金です。とは言え、どうにも処分の困るこの稲わ
ら、少量だと焼却している農家を見かけることも現実ありますね。
 稲わらの用途として真っ先に思いつくのは、畜産農家で家畜の飼料や畜
舎に敷き詰めるのに使っていることですね。ただ、畜産農家で使われる稲
わらはほんの一部だけであり、米農家では基本的に、脱穀した後の稲わら
はカッターで10~20cmぐらいの大きさに刻んで、そのまま田んぼに
捨てています。翌年に田んぼを耕す時、土の中に押し込み養分とするので
す。養分にすると言うより、それ以外に用途が無いと言うのが現状です。
しかし、この稲わらのすき込み作業は、相当うまくやらないと、田植えの
時に稲わらが地表に浮いてしまってたいへんなんです。極端な場合は、土
の上に苗を植えるのではなく、稲わらの上に苗を植えるような状態になり
ます。だから、焼却させてもらえば一番いいですけどね。そうもいかない
のが現実です。
 稲わらって輸入もされているんですよ。御存知でしたか。用途はもちろ
ん畜産農家用です。だから、輸入するぐらいなら、焼却している稲わらを
買い取ってくれれば良さそうなものですけどね。
 最近では、稲わらのいろいろな加工や利用が試みられておりますが、い
つになったら実用段階になるのかわかりません。 昔、化学肥料が無かっ
た時代は、稲わらは堆肥にして田んぼにばらまいて使っていたものですけ
どね。要するに有機栽培ですね。

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